大阪児童美術研究会Since1946(昭和21年)

保育所(園)・認定こども園・幼稚園長様、小学校長様
表現(造形)・図画工作科主任様
保育士・教諭様
絵画教室ご担当様

第61回造形活動・表現実践発表会、ワークショップのご案内

大阪児童美術研究会では、保育室や教室の中にいる表現に苦手意識をもつ自信のない子どもが、楽しく造形活動・表現ができるようになってほしいと強く願ってきました。
また、ただなんとなく造形活動をしている子どもの実態もあるため、その保育や指導にも取り組んできました。すべての子ども達が、「楽しい」「できる」「もっとやりたい」と、 造形活動・表現への関心と自信を高めるための保育・指導が喫緊の課題です。どの子も楽しくどんどん表現でき、豊かな感性が育つようにするには、子どもと保育者・指導者の 人間関係を築くことが大切であると考えています。
そして、自分で「こうしてみよう」と試したり、工夫したりできる場をできるだけ多くすることが必要です。 日頃から,「造形へのイメージを豊かにする」ための話し合いや、好奇心や感受性を高め、柔軟に発想・構想が工夫できる環境を設定することが重要です。
このように、子ども達の造形活動の機会や環境を豊かにし、子どもが納得のいくまで造形活動・表現ができるようにすることで、豊かな表現が生まれ、感性が育っていくと確信しています。 今年度も、大阪教育大学天王寺キャンパスにて日頃の地道な取り組みを紹介し、皆様のお力添えを得て、さらに研究を深めていきたいと考えています。多数のご参加を心待ちにしています。 所長様・校園長様におかれましては、保育者・教諭等の方々の派遣にご高配を賜りますようお願い申しあげます。

大阪児童美術研究会 会長 田中建司